アジア太平洋航空協会(AAPA)は3月29日、2月のアジア太平洋地域の航空市場概況を発表した。国際線旅客数は250万人で、2019年比91.6%減と厳しい状況が続いている。

有効座席キロ(ASK)は80.8%減であったのに対し有償旅客キロ(RPK)は90.1%減で、ロードファクターは41.7%となった。

ただし、前年比では旅客数が173.8%増、RPKが156.4%増、ASKが59.9%増、ロードファクターが15.7ポイント増と改善している。また、貨物輸送は引き続き好調に推移している。

なお、概況は全日空や日本航空を含むアジア太平洋地域の主要40社のデータを集計している。