Travel Off Pathによると、世界保健機関(WHO)のハンス・クルーガ欧州地域事務局長はこのほど記者会見し、欧州の一部の国が開国を急ぎすぎている可能性があるとして警鐘を鳴らした。

同氏は、ステルスオミクロンと呼ばれるBA.2型の感染が拡大する中で危険性を確認できていないなかで、「乱暴過ぎる(too brutally)」スピードで要件撤廃を進めている国があるとリスクを指摘したもの。

ただし、一度に撤廃するのでなく段階的に緩和していくべきと主張したと見られ、現在の感染状況については引き続き楽観的に捉えているとも語ったという。