1日の入国者総数、近く1万人に引き上げへ 政府
政府は新型コロナウイルスの水際対策をめぐり、14日から5000人だった1日の入国者総数を7000人に引き上げた。政府は「段階的に国際的な人の往来を増やしていきたい」(松野博一官房長官)方針で、近くさらに1日1万人へ引き上げる。
入国者総数は国土交通省が全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)、日本に就航する海外の航空各社に国際線の予約枠を割り当てる。上限には日本人も含む。3月は日本人の人事異動や進学に伴う帰国が見込まれ、入国枠の逼迫が懸念されていた。
出入国在留管理庁の調べで在留資格の事前認定を受けながら来日できていない留学生などの外国人は1月4日時点で40万人いる。政府は入国者枠を広げ外国人の円滑な入国を目指す。留学生は航空機の空席を使い優先入国できる枠組みも設けた。
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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