TTG Miceによると、マレーシアコンベンション&エキシビションビューロー(MyCEB)は政府の支援のもと、ビジネスイベント業界のリカバリーに向けて「3R(リセット、リスタート、レスポンシブル)」の取り組みを進める計画だ。

往来再開後に海外からの参加者の渡航費用の一部を負担するとともに、最初の1万人分についてPCR検査を含むコロナ保険を全額負担する。

さらに、IMEXフランクフルトなど3つの主要見本市について自国の業界関係者の参加費用や渡航・滞在費用を支援。さらにCMPなどの資格取得や国際団体の会員資格の維持などの支援もするという。

なお、現時点でマレーシアは2030年までに開催される122のビジネスイベントを確保しており、累計の来訪者数は17.8万人、経済効果は19億リンギット(約522億円)を想定しているという。