(株)グランビスタ ホテル&リゾート(本社・東京都千代田区)は 1月 11日、兵庫県神戸市での開発計画「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」の建設工事の着手について発表した。
同計画は(株)サンケイビルを代表企業とし、グランビスタホテル&リゾート社をはじめ三菱倉庫(株)、JR西日本不動産開発(株)、(株)竹中工務店、阪神電気鉄道(株)、芙蓉総合リース(株)を構成員とする神戸須磨 Parks + Resorts共同事業体が計画を担うもの。
JR神戸線・須磨海浜公園駅より徒歩 5分に位置する須磨海浜水族園・海浜公園を Park-PFI制度を用いて、園地、水族館、宿泊施設、にぎわい施設、駐車場で構成される新たな施設に再整備する計画。
開発区域は約 10万 1900m2であり、再整備にあたり、「地域コミュニティと観光客が交流する “つながる ”海浜リゾートパークの実現」をテーマに掲げ、公園の利便性・快適性を高める「コミュニティ・パーク」と観光客誘致を目指す「デスティネーションリゾート」を調和させる仕組みづくりに取り組む。
宿泊施設は浅井建築研究所(株)が設計し、施工は(株)鴻池組が担う予定。水族館併設ならではのユニークな宿泊体験ができる「価値体験型ホテル」として展開を図る。
今後、1月に水族館・園地建設工事に着手、23年 5月に現須磨海浜水族園営業終了および解体工事開始、同年 9月ににぎわい施設開業、24年春に水族館や宿泊施設の開業を予定している。
水族館・園地建設工事に着手開始