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学び直しで地域おこし 特産品・観光生かす職能講座

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社会人が仕事に必要な知識を学び直す「リカレント教育」で、個人の職業能力開発と地域おこしを結び付ける動きが広がっている。名産食材の加工販売、温泉を活用する観光振興を大学で講義。ワイン醸造の講座もある。新型コロナウイルス対策でオンライン化が進み、遠方で受講しやすくなった。

「サンショウを使った商品開発の依頼があれば、何をつくりますか」。高知大物部キャンパス(高知県南国市)の教室で2021年12月、講師が受講生に問い掛けた。

高知大は「食で稼げる人材」養成を狙い「土佐フードビジネスクリエーター人材創出事業」を行う。高知は土地の標高差が大きいことも奏功し、カツオ、特産和牛の土佐あかうし、かんきつ類のブンタンやユズ、有数の生産を誇るニラなど食材が豊富だ。地元で加工して商品価値を高め、価格や保存、流通面で有利な戦略を探る。

08年度に講座を始め、延べ約600人が修了。卒業生はカツオのだしを使ったところてん、地元ブランドの金時芋のロールケーキなどを商品化した。受講者の職業は食品関連以外に薬局経営や銀行員まで幅広い。

21年度に設けたオンラインコースは約40人が受講。約半数が県外在住だ。定期的に受講生や修了者が交流し、講師が商品開発の相談に乗る。担当の松田高政特任講師は「知識は消えても受講生の人脈は消えない。交流の機会があることは講座の大きな魅力だ」と語る。

山梨大ワイン科学研究センター(甲府市)は、名産であるワインの醸造、ブランディング、ワイナリー経営などを学べる。修了者にはワイナリーを立ち上げた人もいる。

20年度は新型コロナで授業を中止したが、21年度はオンラインを活用しながら実施する。ワイン製造会社社員の受講者は「現場の仕事が科学的に理解でき面白い」と語る。統括する柳田藤寿教授は「ここ約10年で国内のワイナリーが急増したが、ワインに特化して学べる場は少なく、この講座は日本ワインの底上げになる」と話す。

別府温泉で名高い大分県別府市の別府溝部学園短大は、効能など温泉の知識、おもてなし作法といった観光業に必要な能力を教える「温泉コンシェルジュ社会人コース」を置く。地域の資源を組み合わせ、観光プラン作成や情報発信力も養う。

他に、金沢大(金沢市)は地元の世界農業遺産「能登の里山里海」を生かした地域振興の講座を設けるなど、全国で取り組みがある。国は「人生100年時代」を踏まえ、受講料の補助制度を設けるなどリカレント教育を推奨している。〔共同〕

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