エミレーツ航空、777・A380の計105機にプレミアム・エコノミー導入

エミレーツ航空、777・A380の計105機にプレミアム・エコノミー導入

ニュース画像 1枚目:A380のプレミアムエコノミーエリア
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A380のプレミアムエコノミーエリア

エミレーツ航空は2022年末から18カ月間をかけ、ボーイング777型53機とエアバスA380型52機にプレミアム・エコノミーを導入します。このうち777型は、「1-2-1」配列の新ビジネスクラスにアップグレードを検討し、機内仕様の充実と快適な機内環境づくりに取り組みます。改修作業は、ドバイのエミレーツ・エンジニアリング・センターで実施されます。

エミレーツ航空は2021年1月4日(月)から、新しいプレミアムエコノミーシートを搭載したA380を運航しており、その評価が高いことから、導入を予定しているボーイング777X型の一部に搭載する前に保有機への搭載を開始します。改修プログラムを完了すると、12月に受領する機材を含め4クラス仕様のA380は6機となり、計111機の777とA380にプレミアム・エコノミーを搭載します。

ニュース画像 1枚目:エミレーツ航空 プレミアムエコノミー
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エミレーツ航空 プレミアムエコノミー

シート仕様はピッチが最大40インチ、幅は19.5インチ、リクライニングは8インチです。クリーム色のアンチステインレザーで、ステッチが施された座面と背中を支え、体を包み込むような形状が採用されています。6方向に調節可能なヘッドレスト、フットレストを備え、体を伸ばすスペースを十分に確保しつつ、快適性とサポート性を高める機能のシートに仕上がっています。

ニュース画像 2枚目:フットレストを備え、体を伸ばせる
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フットレストを備え、体を伸ばせる

各シートのモニターは13.3インチで、機内エンターテイメント「ice」で音楽、映画、テレビ、ニュースなどのコンテンツを視聴できます。座席には充電設備、ダイニングテーブル、サイドカクテルテーブルなども配置されています。

777のプレミアムエコノミーは、エコノミークラス5列分を撤去し、「2-4-2」で3列、計24席を搭載します。A380では、1階前方に「2-4-2」で7列、計56席を搭載します。

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