GoTo再開は「感染落ち着き前提」 斉藤国交相、新変異株を注視

羽田空港内に置かれた「Go To トラベル」の看板=令和2年12月19日、東京都大田区(萩原悠久人撮影)
羽田空港内に置かれた「Go To トラベル」の看板=令和2年12月19日、東京都大田区(萩原悠久人撮影)

斉藤鉄夫国土交通相は30日の記者会見で、停止中の観光支援事業「Go To トラベル」の再開時期に関し、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の影響を注視して判断する考えを示した。「安全、安心をしっかり確保する必要がある。感染状況が落ち着いていることが大前提だ」と述べた。

政府は年末年始の感染状況を見た上でトラベル事業の再開時期を判断する方針。早ければ来年1月下旬から2月上旬ごろと見込んでいる。斉藤氏はオミクロン株について「現時点で不明な部分が多い」とした上で、専門家の意見も踏まえ検討すると強調した。

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