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移動式の宿泊施設「HUBHUB」をオープン 三井不動産らが実証実験で東京・人形町に 

2021年11月24日
編集部:飯塚 小牧

2021年11月24日(水) 配信

RECEPTION、パーティールームユニット「BBQ-KITCHEN」

 三井不動産(菰田正信社長、東京都中央区)とグループ会社で新規事業を担うShare Tomorrow(須永尚社長)は11月22日(月)から、移動型宿泊施設「HUBHUB(ハブハブ)日本橋人形町」をオープンした。移動式ユニットを活用し、遊休不動産に集まる場所を創出する「HUBHUBプロジェクト」の実証実験施設として、来年1月まで運営する予定。

 同施設は、宿泊ユニットとバーベキューなどが楽しめるパーティールームユニット、フィンランド式ヒーティングルームを備えたプールユニットの3種類を組み合わせた「遊べる宿泊施設」をコンセプトに据える。各ユニットはコンテナサイズで、トレーラー車両登録と旅館業の営業許可を取得している。

佐藤貴幸プロジェクトリーダー

 11月18日(木)に開いた報道関係者向けの内覧会で、Share Tomorrow新規事業部の佐藤貴幸プロジェクトリーダーは、「新しいライフスタイルを作りたい」と狙いを語った。場所に応じた最適な拠点の創出や、BBQなど自宅では確保しづらい潜在的なニーズの高いコンテンツを生活圏内に設置することで、日常の生活に豊かさを提供したい考え。「観光よりも、近隣の人の利用を想定しており、マンションのパーティールームや趣味、ワークスペースのための場所として捉えている」。

 今後は、実証実験の結果を踏まえて具体的な事業化を検討しているが、佐藤プロジェクトリーダーは「将来的には各地に設置したい」と意気込む。事業化後は、グループ会社の宿泊施設を運営する部門に運営を託す想定という。

宿泊ユニット「GUEST-ROOM」

 なお、宿泊は最大4人までで、すべてのユニットが利用できる1棟貸切料金が1泊6万円(税・サ込)から。パーティールームとプールのデイユースはそれぞれ4時間、定員8人で2万円(同)から。利用日やプランにより価格は変動あり。申し込みは「HUBHUBプロジェクト」公式Webサイトからのみ受け付けているという。

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