「助成なくピンチ」 栃木のスキー場、コロナ禍で支援訴え
毎日新聞
2021/11/24 16:15(最終更新 11/24 16:15)
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ウインタースポーツのシーズン到来を前に、栃木県内のスキー場関係者の表情はさえない。昨季は新型コロナウイルスの影響で利用客が大幅に減少。今季も収束の見通しが立たないのに加え、リフト券半額などの助成策がある他県に利用客が流れるのではないかという不安があるからだ。業界は県に支援を要望したが、県の反応は鈍い。スキー場関係者からは「生き残れるようにしてほしい」と切実な声が漏れる。【湯浅聖一、御園生枝里】
「大変残念ですが、ご理解いただければ幸いです」。首都圏最大級のゲレンデが売りのスキー場「ハンターマウンテン塩原」(那須塩原市)は24日、ホームページで当初予定していた27日のオープン延期を発表した。10日に人工降雪機の試験運転を実施し、気温が下がり次第、本格的なゲレンデ造りを始める予定だったが、必要な積雪量を確保できなかった。新型コロナの影響を受け、姉妹施設「マウントジーンズ那須」(那須町)でも…
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