Travel Weeklyによると、ブラックフライデーとサイバーマンデーのオンラインセールの波に乗るためOTAのホッパー(Hopper)が「トラベルディールチューズデー」を提唱し航空券やホテル、レンタカーのセールを実施している。

コロナ前の2019年の航空券販売では、ブラックフライデーとサイバーマンデーのセールで販売した総数を火曜日の販売が上回ったという。そして、今年は往来の再開も進んでおり、それに対して航空運賃は2019年水準を下回っているため、より大きなお得感を期待できるという。

「トラベルディールチューズデー」のメリットとしてホッパーは、この時期にはほとんどの人がクリスマスから年末年始の旅行予約を終えている一方で2022年の計画はまだ立てられてなく、航空会社やホテルから大きな割引が提供されやすくなると説明。今年はカタール航空やエティハド航空、ニュージーランド航空、ターキッシュエアラインズ、フィジー航空などが参加を表明しているという。

また、スカイスキャナーやCheapOairも「トラベルチューズデー」と名付けてセールを実施している。

なお、ホッパー以外でもサンクスギビング期間にセールを実施する企業はもともと多く、フッティルーテンは西アフリカガラパゴスや南極、西アフリカなどへのツアーを最大50%割引としているほか、ノルウェージャンクルーズラインも2人目の料金を70%割引としてさらに寄港地観光のクレジットなど7つのインセンティブを提供している。