Travel Weeklyによると、大西洋路線で出張需要の回復とともにビジネスクラスなど上級クラスへの需要が高まっている。

英国のTMCコンソーシアムの調査では、米英間路線の平均発券額は2019年に2216ポンド(約34万円)であったところから現在は3094ポンド(約47.4万円)へと40%近く値上がりしているという。

また、引き続き間際予約が多くほとんどは出発日まで6週間を切ってから発券されている、予約の59%は上級クラス、大西洋路線の座席販売に伴う収益の85%は上級クラスからで特にビジネスクラスは54%、といった傾向も報告されている。

ちなみに、Executive Travellerによると、アメリカン航空とブリティッシュ・エアウェイズは、Amex GBT経由で米英間路線のファーストクラスとビジネスクラスを予約した旅客に対し、無料のコロナ検査キットを提供している。

キットはQuredによる抗原検査のもので、20分以内に結果が出て2時間以内にその結果のデジタル証明が送付される仕組み。検体の採取の際には、ビデオ通話で専門家の指示を受けられるという。