みなとみらいに「ヒルトン横浜」 23年秋に開業
ホテル運営の米ヒルトンは16日、2023年秋に横浜市のみなとみらい(MM)21地区で「ヒルトン横浜」が開業すると発表した。同社とホテルを所有・運営し、一帯で音楽アリーナやオフィスを開発するケン・コーポレーション(東京・港)とがフランチャイズチェーン(FC)契約を締結した。ブランドの知名度を生かし、国内外からの集客につなげる。
ホテルはMM21地区の臨海部に立地し、高さ約100メートルで地上26階・地下1階建て。延べ床面積は約3万5000平方メートルで、施設の詳細は今後詰める。スイートを含む客室339室を用意し、レストラン3店舗や宴会・会議スペースを備えるという。
ヒルトンによると、神奈川県内では小田原市にも同ブランドのホテルがあるものの、横浜市内には初進出となる。ケン・コーポレーションは「Kアリーナプロジェクト」(延べ床面積約12万平方メートル)としてホテルを含む周辺の整備を計画。敷地内には約2万人を動員できる世界最大級の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」(地上9階)やオフィス棟「Kタワー横浜」(地上21階・地下1階)などを開発するという。