西武HD、今期の最終赤字140億円に拡大…プリンスホテルの一部売却も

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 西武ホールディングス(HD)は10日、2022年3月期の連結業績予想を下方修正し、最終利益の赤字額が140億円に拡大すると発表した。今年5月時点では50億円の最終赤字を見込んでいた。最終赤字になれば2期連続となる。

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西武鉄道
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 緊急事態宣言が長引いた影響で鉄道やホテル、レジャーなどの回復が遅れ、売上高の見通しも4560億円から4070億円に下方修正した。

 同日発表した21年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比25・8%増の1949億円、最終利益は127億円の赤字(前年同期は390億円の赤字)だった。1回目の緊急事態宣言でホテルの臨時休業などが前年同期にあった反動で、業績は改善した。

 財務改善のため、オフィスビル3棟を年内に売却し、特別利益約133億円の計上を見込んでいる。プリンスホテルの一部売却も年度内に決める見通しだ。

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2509779 0 経済 2021/11/10 15:32:00 2021/11/10 18:25:32 2021/11/10 18:25:32 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211110-OYT1I50068-T.jpg?type=thumbnail

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