スターフライヤー、4~9月の最終赤字26億円
スターフライヤーが29日発表した2021年4~9月期単独決算は、最終損益が26億円の赤字(前年同期は64億円の赤字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ビジネスと観光需要がともに低迷した。北九州市内で同日記者会見した白水政治社長は「今期は需要の回復を期待していたが、緊急事態宣言などの影響を受け、厳しい結果となった」と述べた。
売上高は前年同期比17%増の91億円、営業損益は36億円の赤字(前年同期は63億円の赤字)だった。白水社長は今後の見通しについて「10月の搭乗率は約60%まで回復した」と説明。10~12月期は、前年もコロナの新規感染者減少に伴い業績が一時回復したが、白水社長は「足元の10月の数字は前年より良い」と語り、下期の業績回復に期待を寄せた。
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