Routes Onlineによると、豪州のニュー・サウス・ウェールズ州政府とシドニー空港は国際線誘致のための予算として6000万豪ドル(約51.5億円)ずつを拠出する。

州政府は5.3億豪ドルを投じて旅行観光産業の回復を加速する計画を建てており、シドニー空港への予算投下もこの一環。

シドニー空港では、2021年の国際線旅客が2019年実績の3%未満となっており、1960年代の水準にまで後退。また、コロナ禍によって海外の航空会社18社がシドニーへの乗り入れを停止しているという。

なお、州政府の5.3億豪ドルの予算配分についてはnsw.liberal.org.auが伝えており、2.5億豪ドルを州内の成人に州内で使える50豪ドルの宿泊バウチャーを配布する事業に、イベント業界の支援にも1.5億豪ドルを投じることなどが紹介されている。

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