長崎市で夜景サミット、10カ国・地域が参加
長崎市で海外10カ国・地域の関係者らが集まる「世界夜景サミット」が11月19日に開かれる。同市をモナコ、香港と並ぶ「世界新三大夜景」に選んだ一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」が主催する。11月1日に開業予定のMICE施設「出島メッセ長崎」(長崎市)を会場に、夜景が美しい国際都市・長崎の魅力をアピールする。
モナコ、スペイン、中国、台湾を含む10カ国・地域は、日本国内から大使館や政府観光局らの参加者を派遣する。国内では札幌市や北九州市、静岡市など街の夜景の美しさに定評がある都市が参加の意向を示している。参加団体数は未定だが、人数上限は150人とした。
参加者は各地の夜景観光資源に関する発表をする。ナイトツーリズムの促進や観光業界の活性化を目指す「共同宣言」も出す見込み。同ビューローは美しい夜景の発掘や「夜景観光士検定」などを通じて、夜景観光を後押ししている。