Travel Weeklyによると、米国のARCが航空券の不正発券について注意を喚起している。

過去7ヶ月間でARCが把握している限り80件120万ドルの不正発券が発生。GDSに不正ログインする手口で平均して5件から10件の航空券が発券され、1件あたりの額は800ドルから1200ドル。中小旅行会社だけでなく大規模なコンソリデーターも被害にあっているという。

ログイン情報はGDSからを装ったフィッシングメールで盗み出されており、あるメールは件名が「Sabre System Upgrade Notification Letter」で、本文はセキュリティ向上のため再ログインするよう求める内容だったという。