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オマツリジャパン、MATCHAと業務提携 文化観光の推進に

2021年9月27日
編集部:長谷川 貴人

2021年9月27日(月) 配信

事業連携概念図

 オマツリジャパン(加藤優子社長、東京都渋谷区)は9月24日(金)、日本最大級の訪日インバウンドメディアを運用するMATCHA(青木優社長、東京都台東区)と業務提携を結んだ。祭り・伝統文化に強みを持つオマツリジャパンと、訪日インバウンド分野に強みを持つMATCHAの2社が連携。祭りや伝統芸能に関する“文化観光”の推進をはかり、文化・観光・経済の好循環を生み出すべく取り組んでいく。

 文化観光とは、日本全国の文化財を保存、保護、継承していくため、文化財を観光活用しようとする取り組み。業務提携により、祭りや伝統芸能に関する地域の文化を観光活用し、高付加価値および多言語化したコンテンツに磨き上げ、新たな地域誘客のきっかけを創出していく。これにより、日本ならではの文化体験を提供し、近年高まりつつある「コト消費」ニーズに応えると共に、ルートが集中していた東京・大阪以外の地域への誘客を目指す。

 連携後、第1弾となる取り組みは、群馬県富岡市で実施する。世界文化遺産かつ国宝にも指定されている「富岡製糸場」と、国指定名勝かつ日本三奇勝の1つにも数えられる「妙義山」を拠点とし、ポストコロナ期に向けた訪日インバウンド向けの体験型観光コンテンツを造成する。

 富岡製糸場では、かつて同製糸場で働いていた”工女のくらし”に触れるコンテンツを造成予定。一方の妙義山は、かつて修験道の場として山岳信仰を集めた歴史にちなみ、”修験道”の文化体験ができるコンテンツを造成予定としている。

 なお、同事業は、文化庁「令和3年度上質な観光サービスを求める旅行者の訪日等の促進に向けた文化資源の高付加価値化促進事業」を活用して実施する。

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