プリンセス・クルーズは8月25日、ダイヤモンド・プリンセスの運航再開計画を見直し、来年春に日本発着クルーズを再開すると発表した。当初は年内に南米と南極のコースで運航を再開する計画だったが、これをキャンセルしたもの。日本発着クルーズの詳細は近く発表予定という。

Travel Weeklyによると、プリンセス・クルーズを擁するカーニバル・コーポレーションでは、傘下のクルーズ船社の運航再開計画を見直しているところで、ホーランドアメリカラインはフォーレンダムとザーンダムについて今冬の航海をキャンセルし、来年5月からに延期。ユーロダムやニューアムステルダムなどの船はすでに運航を再開しているか11月までに再開する。

プリンセス・クルーズも、ダイヤモンド・プリンセスだけでなく、アイランド・プリンセスも12月以降の予定を取りやめ、来春にカリブ海へ配船する。

このほか、シーボーンクルーズも、1月からのワールドクルーズを取りやめ、6月の地中海クルーズで運航を再開するとしている。