スカイマーク、増資後再び「中小企業」に 税負担を軽減
スカイマークは26日、9月28日に計40億円の資金調達をすることを決議したと発表した。同時に資本金と資本準備金の額を1億円に減らす。資本金が1億円以下であれば、税制上の中小企業となり、税負担が軽くなる。新型コロナウイルス感染拡大による旅客需要の低迷が続く中、資金繰りの改善を急ぐ。
資金は株主割当増資で20億円、日本政策投資銀行(DBJ)からの劣後ローン借り入れで20億円を調達する。増資で資本金が増えた分を、純資産の他の項目に振り替える。自己資本比率は変わらない。同社は20年にも資本金を90億円から1億円に減らしており、現在も資本金は1億円だが、いったん増資した後に再び減資する。
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