エアライン, 空港 — 2021年8月12日 23:07 JST

青島新空港が開港 ANA便も移転

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 中国・山東省の青島膠東国際空港が現地時間8月12日午前0時に開港した。これまでの青島流亭国際空港は閉鎖され、すべての発着便が移転した。

青島膠東国際空港を運営する青島国際空港集団のウェブサイト

 新空港を運営する青島国際空港集団によると、第1期工事は敷地面積16.25平方キロメートル、総投資額は360億3900万元(約6147億円)。3600メートルの滑走路が2本、面積47万8000平方メートルのターミナルビル、184カ所のスポット(駐機場)を有するという。

 2025年には旅客数3500万人、貨物取扱量50万トン、発着回数30万回を目指す。第2期工事では、2045年までに旅客数5500万人、貨物取扱量100万トン、発着回数45万2000回に対応する計画になっている。

 国内線は約130都市に就航。国際線は日本や韓国、欧州、米国、豪州、東南アジア、南アジア、中東、香港、マカオ、台湾の約50都市に乗り入れている。

 日系航空会社では現在、全日本空輸(ANA/NH)が成田-青島線を水曜に週1往復運航。機材はボーイング767-300ER型機(2クラス202席:ビジネス35席、エコノミー167席)を投入している。ANAも移転後最初の運航日となる18日から膠東空港発着になる。

関連リンク
青島国際空港集団
青島-膠東国際空港の施設案内(ANA)
全日本空輸

ANA、成田に貨物便集約 アジア-欧米間の取込強化、収益向上へ(21年2月5日)

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