藤田観光、政投銀系ファンドに150億円の第三者割当増資

[東京 16日 ロイター] - 藤田観光は16日、日本政策投資銀行が組成するDBJ飲食・宿泊支援ファンド投資事業有限責任組合に対し、第三者割当で総額150億円の優先株式を発行すると発表した。
新型コロナウイルス感染症の拡大で国内の観光・ビジネス需要が減退、同社の経営環境は厳しい状況となっており、20年度末の自己資本比率は1.2%まで低下していた。その後、保有資産売却などで自己資本比率を20%台まで回復させていたが、今後も新型コロナウイルスの影響が続くことを想定し、資本性資金の調達が必要と判断した。

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