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成田空港、5月の輸入額最高に ワクチン本格化、航空貨物活況で

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全日空機から降ろされる新型コロナウイルスのワクチン=成田空港で2021年2月21日午前10時16分、中村宰和撮影
全日空機から降ろされる新型コロナウイルスのワクチン=成田空港で2021年2月21日午前10時16分、中村宰和撮影

 成田空港の5月の輸入額が新型コロナウイルスのワクチン輸入の本格化や航空貨物輸送の活況を受け、5月として過去最高を記録した。旺盛な需要に対応するため、全日本空輸が6月に運航する貨物便は成田発着を中心に国内全体で2000便を超え、20日には初めて貨物専用機を中国・杭州に飛ばした。

 東京税関によると、5月の輸入額は前年同月比39・3%増の1兆3205億円と7カ月連続で前年同月を上回った。医薬品は同98・9%増の2721億円で、米ファイザー社製のワクチンの生産拠点があるベルギーからの輸入などが増えた。ほかにも中国からのスマートフォンなどの通信機が好調だった。単月の過去最高は2018年10月の1兆3975億円で、5月の輸入額は歴代4位になる。

 米ファイザー社製のワクチンの輸入は2月から続き、全日空は輸送量の増加に伴い、4月にはブリュッセル線の機材を大型化して運んだ。

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