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コロナ下の国際遊覧飛行 半年で約1万6千人利用=韓国

記事一覧 2021.06.14 10:16

【ソウル聯合ニュース】韓国の航空会社が昨年12月から今年5月末まで実施した国際遊覧飛行は計152回で、乗務員を除いた乗客は1万5983人だったことが14日、関税庁の調べで分かった。目的地に着陸せずに海外上空を巡る国際遊覧飛行は、新型コロナウイルスで打撃を受けている航空業界と免税品業界の支援を目的に今年末までの期間限定で運航が認められている。

国際遊覧飛行の搭乗券を手にした乗客(資料写真)=(聯合ニュース)

国際遊覧飛行の搭乗券を手にした乗客(資料写真)=(聯合ニュース)

 国際遊覧飛行の搭乗率は平均73.5%で、今年3月時点での国際線搭乗率(23.5%)の3倍を超える。

 乗客の免税品購入額は総額228億ウォン(約22億4000万円)、1人当たり142万ウォンだった。化粧品(61億ウォン)やバッグ類(40億ウォン)、香水(25億ウォン)などが多い。市中免税店での購入額が全体の89%を占め、それ以外は空港の免税店と機内で購入された。

 600米ドル(約6万6000円)の免税範囲を超えて購入し、関税などを納付した乗客は全体の約45%の7266人だった。

免税品を受け取った後、搭乗ゲートに向かう乗客(資料写真)=(聯合ニュース)

免税品を受け取った後、搭乗ゲートに向かう乗客(資料写真)=(聯合ニュース)

mgk1202@yna.co.kr

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