米民泊大手のAirbnbは5月24日(現地時間)、コロナ禍の影響で変容した旅行スタイルとワクチン接種増加で予測される“旅行リバウンド”に対応するための100件のイノベーションとアップグレードを実施したと発表した。
ブライアン・チェスキーCEOは、コロナ禍で旅行スタイルに主に3つの変化があったと語った。つまり、リモートワークの普及で、いつでも旅行できるようになり、より多様な場所を目的地として選ぶようになり、より長く滞在するようになった。
そこで、ゲスト(宿泊ユーザー)向けの検索機能をより柔軟にする、3つの新機能を追加した。
いつでも旅行できるようになったことに対応するため、検索オプションとして、カレンダーで日付を指定する方法の他に「柔軟な日付設定」を選べるようになった。滞在期間を「週末」「1週間」「1か月間」から、希望する月を半年先までの期間で選べる。
検索条件を絞りすぎて候補が少なくなってしまう問題を改善するために「柔軟なマッチング」を可能にした。例えば価格以外のすべての条件を満たす候補、「ジャグジーあり」などの特定の条件以外は満たす候補を、満たさない条件に取り消し線を引いた状態で表示する。
「行き先はどちらですか?」をタップすると開く画面に、新たに「柔軟な宿泊先検索」というボタンが表示されるようになる。これをタップすると、ツリーハウス、船、キャビン、農場、素敵なプール、ロッジ、砂漠など、カテゴリー別にリスティングを選べるようになる。
残りの97件の新機能については、日本語版の「Airbnb 2021」のWebページを参照されたい。
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