NZ・豪で隔離措置なしの相互往来が再開、1年ぶり

NZ・豪で隔離措置なしの相互往来が再開、1年ぶり
 4月19日、オーストラリアとニュージーランド(NZ)の間で隔離措置なしに相互の往来を認める「トラベルバブル」が19日から開始され、豪からの多くの旅行客がNZの空港に降り立った。写真はシドニーの空港に到着したニュージーランドからの乗客。昨年10月撮影(2021年 ロイター/Loren Elliott)
[シドニー 19日 ロイター] - オーストラリアとニュージーランド(NZ)の間で隔離措置なしに相互の往来を認める「トラベルバブル」が19日から開始され、豪からの多くの旅行客がNZの空港に降り立った。隔離なしの往来が認められるのは約1年ぶりとなる。
豪では、ほとんどの州が昨年末からNZの居住者を隔離なしで受け入れていたが、NZは昨年末以降、豪からの入国者に隔離措置を求めていた。
NZのアーダーン首相は「これはNZが世界とのつながりを取り戻すための重要な一歩だ。われわれはこの一歩を誇りに思わなければならない」と述べた。
また往来再開に伴い、モリソン豪首相が近いうちにNZを訪問する見通しだと述べた。ペイン豪外相は21日にNZを訪れる予定。
テレビでは、空港で家族が再会する感動的な場面や、豪空港の国際線出発ターミナルに多くの人々が詰めかける様子が報じられた。

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