小型飛行機がオーバーラン 崖下に転落 けが人なし 宮城 栗原

警察によりますと、27日午前11時ごろ、宮城県栗原市瀬峰にある「瀬峰飛行場」で、小型飛行機が着陸したあと、滑走路をオーバーランして、斜面に転落しました。

小型飛行機には操縦士と副操縦士の男性2人が乗っていましたが、いずれも自力で脱出し、けがはなかったということです。

NHKのヘリコプターから撮影した映像では、飛行機が滑走路の先にある崖の下に逆さまの状態で転落している様子が確認できます。

この飛行場では27日、航空機の展示などのイベントが行われていて、主催者によりますと、小型飛行機のデモンストレーション飛行が行われていたということです。

警察が事故の詳しい状況を調べています。

この事故を受けて、国の運輸安全委員会は28日、現地に航空事故調査官2人を派遣し、調査を行うことにしています。