欧州エアバス、最大2500人削減検討 防衛・宇宙部門の7%に相当

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フランクフルト=寺西和男
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 欧州の航空機大手エアバスは16日、2026年半ばまでに防衛・宇宙部門で最大2500人の削減を検討していると発表した。宇宙システム関連で多額の追加費用が生じ、人員削減を含む合理化に踏み切る。

 防衛・宇宙部門は通信衛星開発などを手がけ、同社の売上高の約2割を占める主要部門。ロイター通信によると、人員削減は同部門の全従業員の7%にあたる規模になる。強制的な人員削減は計画していないという。本社機能などの組織体制の見直しも進める。

 エアバスの発表によると、サ…

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この記事を書いた人
寺西和男
ベルリン支局長
専門・関心分野
欧州の政治経済、金融、格差、ポピュリズム