姫路市の観光客入り込み客数941万人 コロナ前水準上回る大幅増に

東孝司
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 兵庫県姫路市は11日、2023年度の市内への観光入り込み客数が941万7千人(前年度比35.4%増)だったと発表した。新型コロナ流行前の水準を上回る結果になった。

 市のまとめでは、18年度914万9千人、19年度927万7千人と推移していたが、コロナの流行で20年度325万4千人、21年度420万9千人と低迷。22年度は695万3千人と持ち直しの傾向を見せていた。

 姫路城だけの入り込み客数を見ると、昨年度は148万人で前年度比54.6%の増。外国人観光客は45万2千人で、前年度より35万2千人(352.0%)も増えていた。

 また市は、22年12月~今年3月の「姫路城世界遺産登録30周年記念事業」の経済波及効果を260億4千万円と推定し、発表した。

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