また乱気流、12人負傷 ドーハ発ダブリン着のカタール航空機

ロンドン=藤原学思
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 アイルランドの首都ダブリンの空港の運営会社は26日、カタールの首都ドーハ発のカタール航空機がトルコ上空で乱気流に巻き込まれ、乗客6人と乗員6人が負傷したとX(旧ツイッター)で発表した。ダブリン空港に到着後、警察官や救急隊員が対応に当たっているという。

 カタール航空は朝日新聞の取材に、けがの具合について「軽傷」と説明。「この件は社内調査の対象になっている。乗客と乗員の安全と安心が私たちの最優先事項だ」としている。この便はドーハを午前8時ごろに離陸し、飛行時間は約7時間。機体は胴体の長いボーイング787―9だった。

 21日には、ロンドン発シンガポール行きのシンガポール航空機が乱気流に見舞われ、タイの空港に緊急着陸。英国籍の男性(73)が死亡していた。

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この記事を書いた人
藤原学思
ロンドン支局長
専門・関心分野
ウクライナ情勢、英国政治、偽情報、陰謀論