【シンガポール】外国人入国者数、2月も中国が急増[観光]

シンガポール政府観光局(STB)が発表した観光統計で、2024年2月にシンガポールに入国した外国人は前年同月比50%増の143万6,571人だった。3カ月連続で120万人を超え、前月に続き中国が急増した。

24年2月の外国人入国者数は、前月比ではほぼ同水準だった。新型コロナウイルス禍前の19年同月から96%の水準まで回復した。

国・地域別では、中国が前年同月比9倍の32万6,967人となり、インドネシアを抜いて首位となった。シンガポールと中国の両政府がビザ(査証)を相互に免除する協定が2月9日に発効したことなどが背景にある。

2位はインドネシアで22%増の19万757人。3位は前月4位だったマレーシアで14%増の10万200人だった。

日本は38%増の4万5,299人で、前月同様12位となった。

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