徳島大の学生らが考案した観光資源めぐるツアーを発売 JR四国

福家司
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 徳島大、高知大の学生が考案した地域の隠れた観光資源をめぐる三つのツアーをJR四国が3~5月に実施する。四国の4国立大学の学生らが地域資源を生かした旅行プランを競う「地域観光チャレンジ2023」で最終審査に残った企画を商品化した。

 ツアーは、徳島大の学生が考えた「藤の花×遊山箱!エシカルに#ヌン活」(4月20日、徳島県石井町、徳島市)と、高知大の学生による「土佐の地酒と食、まちあるき」(3月17日、高知市)、「食と酒で感じる清流・四万十川」(5月16、17日、高知県中土佐町、四万十町四万十市)。

 石井町などへのツアーは、同チャレンジで最高賞の金賞を受賞した。伝統工芸品の遊山箱への絵付けをして、町内の藤の名所、童学寺を訪ねる。四万十川を訪ねる企画は、酒蔵の見学、屋形船での川下りなど上流域から下流域までゆったりとめぐる。

 今回も前回に続き、JR四国が地域の魅力を再発見してもらうため、自治体などと連携して続けているツアー「四国家のお宝」の番外編として実施。同チャレンジの最終審査に残った残りの五つのツアーも9~11月に順次実施を予定している。

 定員は各ツアー12人、参加費は四国各駅からのJR往復切符付きで石井町2万4千円、高知市1万4千円、四万十川は3万9千円(2人1室利用の1人分)。申し込みはJR四国旅の予約センター(087・825・1662)またはウェブサイト「JR四国ツアー」から。(福家司)

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