JR東日本 3月のダイヤ改正 東京と千葉結ぶ特急が全車指定席に

JR東日本のことし3月のダイヤ改正で東京と千葉を結ぶ特急が全車指定席となり、都内を発着する主な特急から自由席が姿を消します。

JR東日本のことし3月16日のダイヤ改正で首都圏に関係するものでは、東京・福井間が乗り換えなしで最短2時間51分という北陸新幹線の新しいダイヤのほか各地での列車の運用見直しが盛り込まれました。

このうち、東京と千葉の銚子や安房鴨川、君津などを結ぶ特急「しおさい」「わかしお」「さざなみ」はそれぞれ自由席を廃止して全車指定席となります。

この結果、都内を発着する主な在来線の特急から自由席が姿を消します。

そして、最大10両で運行していたこれらの特急は、利用状況を踏まえて5両または6両で運行されることになるほか、一部の便で運転取りやめや停車駅の変更が行われます。

このほか東京と千葉県内を結ぶ京葉線で快速と通勤快速の運行が朝と夕方以降の時間帯で取りやめとなります。

一方、外国人観光客を中心に利用が好調だとして、新宿と富士急行の河口湖駅を結ぶ特急「富士回遊」は1往復増便し1日4往復の運行となります。

JR東日本は、改正後の詳細なダイヤは来月下旬発売の時刻表で確認してほしいとしています。