【1月4日 Xinhua News】中国では学校が冬休みになり、春節(旧正月、2024年は2月10日)が近づく中、海外旅行熱が高まりつつある。中国江蘇省の南京税関によると、省内の多くの地域が人々の移動を確保するため、日本、韓国、シンガポールなどとの国際航空路線や旅客海運路線を増便、新設している。

 タイ、マレーシア、シンガポールが最近、相次いで中国の観光客に対するビザ免除政策を発表したことを受けて、これらの地域への旅行に関心が高まっている。南京禄口国際空港では南京とシンガポールを結ぶ旅客往復便を週12便に増便した。

 無錫空港では現在、国際線の本数が爆発的に増えており、大阪、ソウル、ニャチャン(ベトナム)、シンガポールなどを結ぶ国際路線が既に回復している。

 同省の重要な水路旅客検査口岸(通関地)である連雲港から韓国仁川(インチョン)への航路がこのほど再開、所要時間は約23時間で、週2便の運航が計画されている。(c)Xinhua News/AFPBB News