旅行客でにぎわう仁川国際空港の出国場(c)news1
旅行客でにぎわう仁川国際空港の出国場(c)news1

【01月04日 KOREA WAVE】日本で新年早々、震度7度以上の大地震と空港で飛行機衝突事故が発生したことで、日本旅行を計画している韓国人が「行くべきかどうか」悩んでいる。

日本政府観光局によると、昨年1~11月に日本を訪れた観光客2233万人のうち、韓国人が618万人だった。これは国別1位だ。韓国人訪問客が全体訪問客の27.1%を占め、1位を記録したのだ。

日本は韓国人に最も人気のある観光地なのだ。

そんな日本で元旦には大震災、翌日は飛行機衝突で東京の主要空港である羽田空港が一時麻痺した。

今回の事故で3日、羽田空港を離着陸する飛行機約100便が欠航となった。そこには韓国・金浦空港からの便や羽田空港発もあった。

このように災害と事故が相次ぐと、1月に日本旅行を計画した韓国人が悩みに陥った。旅行を計画している市民らは旅行関連オンラインコミュニティに「余震が続いているという情報を聞き、不安で旅行をキャンセルするか悩んでいる」などと投稿している。

旅行業界によると、主要旅行会社は日本旅行商品のキャンセル時、従来の約款通り違約金を賦課することにした。違約金免除はないという意味だ。

ある旅行業界関係者は「主要旅行地である東京、大阪、福岡などは震源地と距離が大きく離れており、航空、ホテルなどが正常に運営している。旅行に大きな問題はないだろう」と指摘する。

それでも気になるという反応は多い。5~9日に京都旅行を計画しているパクさん(60)は「京都は今回地震が発生した地域の反対側なので、大きな問題はないというが、はばかられるのは事実」と話している。一方で「新型コロナ後初めて、家族による海外旅行なのにキャンセルするのもどうか」という気持ちもあり、両にらみをしているという。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News