北陸新幹線延伸でさいたま市と福井県が協定 観光などで連携へ

北陸新幹線が来年3月に福井県の敦賀駅まで延伸するのを前に、新幹線が停車する大宮駅があるさいたま市は、福井県と協定を結び、観光などの分野で連携することになりました。

協定式は、さいたま市大宮区にある鉄道博物館で行われ、さいたま市の清水勇人市長と福井県の杉本達治知事が協定書に署名しました。

協定では、地域の魅力を発信するアンテナショップを開くことや英語教育に力を入れているという共通点から、お互いのカリキュラムなどを共有して、さらなる充実を図ることなどが盛り込まれています。

福井県の杉本知事は「家族で楽しめる恐竜博物館が、ことしリニューアルオープンしました。多くのお客様が大宮から福井に来ていただけるよう呼びかけていきたい」と話していました。

また、さいたま市の清水市長は「今まで福井へは交通面でハードルがあり行きにくかったが、新幹線が延伸することで、人や物の交流が増えることを期待している。盆栽など、さいたま市の魅力も発信していきたい」と話していました。