【11月22日 CNS】中国の主要航空会社7社の第3四半期決算はこぞって黒字になった。

 主要3社の財務報告書を見ると、中国国際航空(エアチャイナ、Air China)は第3四半期に前年同期比152.8パーセント増の営業利益458億6400万元(約9476億円)を達成し、純利益は42億4200万元(約876億円)となった。中国南方航空(China Southern Airlines)は62.4パーセント増の営業利益476億6100万元(約9847億円)、純利益は41億9500万元(約867億円)となった。中国東方航空(China Eastern Airline)は138.8パーセント増の純利益36億4200万元(約752億円)を達成した。

 中国国際航空と中国東方航空はコロナ禍以前の2019年第4四半期以来、単一四半期では15四半期ぶりに黒字を計上。中国南方航空も2020年第4四半期以来、11四半期ぶりに黒字を達成したことになる。

 主要3社以外の4社も第3四半期に黒字を達成した。海南航空(Hainan Airlines)は前年同期比149.6パーセント増の営業利益191億元(約3946億円)、純利益は24 億9500万元(約516億円)となった。吉祥航空(Juneyao Airlines)は112.8パーセント増の営業利益65億4900万元(約1353億円)、純利益10億7100万元(約221億円)を達成した。春秋航空(Spring Airline)は105.7パーセント増の営業利益60億7200万元(約1255億円)、純利益は18億3900万元(約379億円)となった。華夏航空(China Express Airlines)は110.8パーセント増の営業利益16億3600万元(約338億円)、純利益は5478万元(約11億円)を達成した。(c)CNS/JCM/AFPBB News