観光地・北谷町美浜の観覧車跡に18階建てホテル 26年春開業

沖縄タイムス
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 京阪電鉄不動産(大阪市)とセキスイハイム東海(静岡県)は、沖縄県北谷町美浜で観覧車を併設していた商業施設「カーニバルパーク・ミハマ」跡地に、コンドミニアムタイプの全209室を備えた18階建てホテルを建設する。関係者が15日、地鎮祭を開いた。2026年春の開業を予定している。

 「北谷町PRJ(仮称)」として計画。跡地約4185平方メートルに鉄筋コンクリート造18階建てのホテル棟と鉄骨造の立体駐車場を建設する。来月2日から本格的に着工する。総工費は非公表。ロイヤルホテル(大阪市)が運営する。

 長期滞在も想定し、客室にキッチンなどを備える。屋上にインフィニティプールやサウナ、1階にレストランやバーベキューテラスを配置。ホテルの高さは取り壊された観覧車に近い59メートルとなる。

 地鎮祭で京阪電鉄不動産の山内徹郎副社長は「新たな沖縄のシンボル、にぎわいを創出して町を活性化したい」とあいさつした。

 渡久地政志町長は「美浜地区の観光と商業基盤のさらなる強化につながる。西海岸地区の発展に期待したい」と述べた。

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