【9月12日 Xinhua News】中国重慶市(Chongqing)で、重慶江北国際空港と同市の自動車メーカー長安汽車が共同で開発した無人空港タクシー「機場長安智行ロボタクシー」が正式に運行を開始した。

 第1陣として運行を開始した車両には安全員が乗車し、自動運転区間に入ると自動運転モードに切り替わる。主に空港-ホテル間の送迎サービスに使われ、利用者はスマートフォンアプリのミニプログラムから無料で予約できる。

 重慶の空港を運営する重慶機場集団の関係部門責任者によると、江北国際空港は8月に無人空港タクシーの試行運用を1カ月実施。期間中の運行回数は58回で、80人にサービスを提供した。

 同空港は西南地区の重要ハブ空港の一つであり、今後もスマートミニバスやスマート中型バスなどスマート化交通手段を導入し、空港送迎・通勤サービスを提供する。道路清掃や無人配送、無人販売などの分野でのスマート化応用も引き続き模索していくという。(c)Xinhua News/AFPBB News