お盆の利用客、前年同期の1・45倍 北陸新幹線、在来特急

永井啓子
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 JR西日本金沢支社は18日、お盆(10~17日)の利用状況を発表した。北陸新幹線と特急の利用者数は計48万8千人。昨年同期の1・45倍に増えた。ただ、コロナ禍前の2018年に比べると88%にとどまった。

 北陸新幹線は26万5千人で昨年同期の1・46倍。ピークは下りが11日、上りが13日だった。18年の同期間と比べると93%だった。

 特急は、京都や大阪方面と結ぶ「サンダーバード」は16万7千人で昨年同期比1・45倍、米原や名古屋方面と結ぶ「しらさぎ」は5万6千人で同1・34倍だった。両特急は台風7号の影響で15日は終日、16日は午前を中心に運転をとりやめた。

 JR西の担当者は「5月のコロナの5類移行後、初の長期連休で需要が高まり前年より増えた半面、台風で旅行の中止や変更が生じ、コロナ前の水準には及ばなかった」とみている。(永井啓子)

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