訪中客を熱烈歓迎…アリペイとウィーチャットペイ、国外クレカに対応
北京=西山明宏
中国のスマートフォン決済サービスの微信支付(ウィーチャットペイ)と支付宝(アリペイ)は、国外で発行されたクレジットカードにも対応できるようにした。これまで多くの場合、中国国内で発行されたカードや銀行口座がないと使えなかった。
ゼロコロナ政策が終了して外国人旅行客や出張者が増え、外国人にも中国国内でスマホ決済を幅広く使ってもらう狙いだ。
ウィーチャットペイは2013年からIT大手テンセントが、アリペイはアリババ集団が04年から導入した。スマホにアプリをダウンロードし、あらかじめ銀行口座やクレジットカード情報を登録しておくと、店頭などでアプリを使ってQRコードを読み込むことで支払いができる。
アリペイはすでに国外のカードを使った外国人向けの決済サービスを展開していたが今回、全面的に対応する。両社とも今後、ビザやマスターカード、ダイナースクラブなどの国際ブランドのカードの登録ができる。ウィーチャットペイはJCBも使える。
ウィーチャットペイは1度の…