国際線の運航再開 ホテルは外国人観光客などに期待

北九州空港で国際線の定期便の運航が再開したことを受けて、門司港にあるホテルは外国人観光客の増加などに期待を高めています。

北九州市門司区にある「プレミアホテル門司港」では宿泊客全体のおよそ30%が外国人で、台湾に次いで、韓国から訪れる客が多いということです。

このホテルでは新型コロナの影響を受けていた2年前から、コロナ収束後を見据えて1998年の開業当初から使用されている134室すべてを順次改装してきました。

国の内外から多くの宿泊客を呼び込むための企業戦略の1つでした。

こうしたなか、ことしの大型連休の期間中の宿泊客はほぼ、コロナ禍前の水準に回復したということです。

「プレミアホテル門司港」の黒石修平総支配人は「コロナ禍で収益は厳しい状況でしたが、思い切って改装への投資を行いました。ホテル業の将来を考えると外国人のお客さんは切っても切れないので、韓国だけでなく、台湾などからもどんどん来てほしいです」と話していました。