茨城と台湾結ぶ運航、週5便に タイガーエア幹部「魅力がたくさん」

張守男
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 茨城空港茨城県小美玉市)で9日、台湾・高雄との連続チャーター便の運航が始まった。先月末に3年ぶりに定期便が再開された台北便と合わせて、台湾と往復するのは週5便となる。

 台北便と同様に、格安航空会社(LCC)のタイガーエア台湾が運航する。火・木・日曜に、それぞれ1往復する。いずれも高雄を午前11時20分に出発し、午後4時に茨城に着く。折り返しは同5時に出発し、同7時55分に高雄に到着する。

 9日は、約150人を乗せた便が午後4時ごろに茨城空港に到着。県や小美玉市の職員らがロビーで出迎えた。

 県は昨年以降、台湾で県内の観光地や食の魅力を売り込むプロモーションを展開してきた。大井川和彦知事は、就航を記念して開かれたセレモニーで「茨城と台湾の魅力を、お互いが学びながら、人の往来がますます増える」と期待を込めた。

 同社最高幹部の張明瑋(メイイ)・総経理も「茨城には、ひたち海浜公園や偕楽園、大洗磯前神社など、台湾人にとって魅力的な所がたくさんある。より多くの人に利用してもらえると自信がある」と話した。(張守男)

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