国際クルーズ船、九州も期待高 受け入れ再開、上陸後の足が不足

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博多港に寄港した国際クルーズ船「ボレアリス」(手前)=福岡市博多区で2023年3月30日午前8時24分、本社ヘリから
博多港に寄港した国際クルーズ船「ボレアリス」(手前)=福岡市博多区で2023年3月30日午前8時24分、本社ヘリから

 新型コロナウイルスの影響で止まっていた国際クルーズ船の受け入れ再開が本格化し、各地の港で国際クルーズ船の寄港が始まっている。コロナ前に全国の国際クルーズ船寄港の約3割が集中した九州では、インバウンド(訪日外国人)による消費拡大の期待が膨らむ。一方、観光や輸送業界は長引くコロナ禍で大きな打撃を受けており、今後は受け入れ態勢の整備が課題になりそうだ。

 30日午前8時ごろ、福岡市博多区の博多港に乗客約800人を乗せた英国発の世界一周クルーズ船「ボレアリス」が着岸した。同港の中央ふ頭クルーズセンター前では、市民が和太鼓を演奏して歓迎した。

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