1月の訪タイ外国人は214万人、前月から微減も観光回復続く

1月の訪タイ外国人は214万人、前月から微減も観光回復続く
タイ政府観光庁(TAT)が27日発表した1月の訪タイ外国人は214万人となった。資料写真、プーケット、1月撮影(2023年 ロイター/Jorge Silva)
[バンコク 27日 ロイター] - タイ政府観光庁(TAT)が27日発表した1月の訪タイ外国人は214万人となった。前月から微減したものの、新型コロナウイルス関連規制が撤廃された中国からの訪問者が戻り全体を押し上げた。
昨年11月は175万人、12月は224万人だった。
国別ではマレーシアからの渡航が28万8745人、ロシアからが20万2759人、韓国からが16万9462人だった。
観光はタイの主要な雇用部門で経済のけん引役。コロナ禍で観光部門が壊滅する前には国内総生産(GDP)の約12%を占めていた。
昨年の訪タイ外国人は1115万人と政府目標を上回り、観光部門が回復している。
プラユット首相は今月、今年の訪タイ外国人は3000万人を超える可能性があると発言していた。
中国の規制撤廃を受け、政府は今年の中国からの渡航者を700─800万人と予想。19年は1100万人だった。
1月の中国からの渡航者は9万1841人、前年同月は3110人、昨年12月は5万4146人だった。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab