国産ジェット旅客機「MSJ」の開発中止…三菱重工業、採算見込めず

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【動画】2020年にはMSJの最終試験機が初飛行を行っていた

滑走路に着陸する三菱スペースジェットの試験機(2020年3月、愛知県営名古屋空港で)=橘薫撮影
滑走路に着陸する三菱スペースジェットの試験機(2020年3月、愛知県営名古屋空港で)=橘薫撮影

 三菱重工業は、凍結中の国産ジェット旅客機「三菱スペースジェット(MSJ)」の開発を中止する方針を固めた。2020年10月、「いったん立ち止まる」として量産を凍結していた。開発から約15年がたち、採算性が見込めないと判断したとみられる。

 同社は08年3月、三菱リージョナルジェット(MRJ)として開発を始め、15年11月には初飛行を果たした。しかし、就航に必要な「型式証明」の手続きがうまくいかず、計画はたびたび延期していた。米国の飛行試験地拠点を閉鎖するなど開発体制を縮小している。

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3794867 0 経済 2023/02/06 17:35:00 2023/02/06 21:25:32 2023/02/06 21:25:32 https://www.yomiuri.co.jp/media/2023/02/20230206-OYT1I50093-T.jpg?type=thumbnail

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