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チャンピングを提供する教会の一つ、イングランド、エセックス、バーデンにある聖ニコラス教会 Photo: Acabashi, CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons

チャンピングを提供する教会の一つ、イングランド、エセックス、バーデンにある聖ニコラス教会 Photo: Acabashi, CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons

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デイリー・テレグラフ(英国)ほか

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Text by COURRiER Japon

エアビーやグランピングの次は…


中世に建てられた荘厳な教会で夜を過ごし、ステンドグラスの窓から差し込む朝日を浴びて目を覚ます──そんな一風変わった宿泊体験、「チャンピング」(champing=churchとcampingを組み合わせた造語)が、英国でじわじわとブームになりつつある。

英紙「タイムズ」によると、チャンピングを提供する教会では、水道やトイレなどの基本的な設備が整えられている。また、室内の写真を見ると、幻想的な空間が演出されていたり、寝心地の良さそうなベッドが設置されていたりと、さまざまな工夫がされているのがわかる。地域の農家で採れた食材を使った朝食や、パブでの夕食がセットになっているプランもあるという。



チャンピングができる教会の内部


2016年から始まったこのビジネスの人気は右肩上がりだ。2021〜22年のシーズンには過去最高の573組が利用し、約1400万円の純利益を得たと報じられている。


時代の流れに乗った生き残り戦略

残り: 922文字 / 全文 : 1563文字

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