星野リゾート、札幌すすきののホテルでスキー場と連携
星野リゾート(長野県軽井沢町)は都市型ホテル「OMO3札幌すすきの」(札幌市)でスキー場と連携した取り組みを始める。12月~2023年4月にホテルと札幌国際スキー場(同)を結ぶ送迎バスを毎日運行し、同スキー場のリフト券付き宿泊プランも販売する。
OMO3札幌すすきのでは、スキー用ゴンドラにこたつを設置し飲食ができるスペースを用意する。札幌国際スキー場開業時に使用していたゴンドラを用いる。スキーやスノーボード用具の乾燥室や、札幌市内にあるスキー場の天候や雪質の情報を掲載するマップを設ける。
札幌市は冬の観光消費拡大を目指し、スノーリゾートとしてブランド化を進める「スノーリゾートシティSAPPORO推進戦略」に取り組む。羽毛田実総支配人は「スキーは札幌市観光の柱になる。スキー場やホテル、行政も含め連携していくことが重要だ」と語った。