ヒルトン広島本格開業、記念セレモニー 「絶好のタイミング」

岡田将平
[PR]

 外資系高級ホテル「ヒルトン広島」(広島市中区富士見町)が22日、本格開業した。記念のセレモニーがあり、湯崎英彦知事、松井一実広島市長らがテープカットを行った。出席した行政・経済関係者からは、コロナ禍からの外国人観光客の回復や来年5月に広島市で開催される主要7カ国首脳会議G7サミットを見据え、広島の観光振興の拠点として期待する声が相次いだ。

 広島東警察署跡地に建設され、同チェーンでは中四国初。16のスイートルームを含む420の客室などがある。9月から客室稼働率を抑えて営業を始め、今回が全面的な開業となる。

 セレモニーでのあいさつでヒルトンの日本・韓国・ミクロネシア地区代表のティモシー・ソーパー氏は「パンデミックの影響が過去のものとなれば、旅の黄金時代が再開し、広島のような魅力的な街ではビジネスの機会が大きく復活すると確信している。ヒルトン広島の開業は絶好のタイミングだ」と述べた。岸田文雄首相のビデオメッセージも流された。(岡田将平)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら